自分に自信がありますか?
ここ数年、疑問に思ってたことがあります。
それは、「私の周りの女の人、自己評価低すぎ⁈」ってこと。
私自身もそんなに自己評価は高くないです。
でも、私から見たら「ほぼ完璧」「すごい」人ですら、褒め言葉を素直に受け取らず、「私なんて」と、口にしてる。
そりゃあ、「私すごいでしょ!」って自己主張ばかりする人と、黙って成果を出す人なら、不言実行の方がかっこいいとされてるし、自慢しいは嫌われますよね。
でも、謙遜でなく本当に自分の価値を低く見積もってる人、多くないですか。
最近読んだ『リーン・イン』という本は、フェイスブックのCOOの女性が書いたものです。
自分でキャリアを築き上げ、世界でも屈指の成功を手に入れた女性。と言っても、仕事人間でなく、私生活では子供2人のお母さんでもあります。
ワークライフバランスのお手本のような、公私ともに充実した彼女ですら、自信がなく、同じ環境で働く男性と比べて、自己評価が低いといいます。そしてアメリカにはそんな女性が多いとも。
日本の女性と似た悩みを、アメリカの女性が抱えているのは意外でした。アメリカの人って性別や既婚未婚関係なく、自信に溢れて生き生きと働いてるイメージでした。
そもそも、男の子と女の子では、子供の頃からの周囲からの期待のかけられ方、育てられ方が違うし、そのことが大人になってもずっと付いて回ってると彼女は分析します。
つまり、「頭の良すぎる女は好かれない」のような。
そのことが女性特有の自己評価の低さを生み出し、男女間の生涯賃金の格差や、女性がキャリアにチャレンジしにくい空気、家庭内での偏った役割分担(男性は長時間労働で家族と過ごせない、女性は家事の時間が男性の5倍)を生み出しています。
男は仕事、女は家庭という旧来のモデルは、今や女性だけでなく、男性にとっても窮屈さを感じさせている。
まず、あなたが自分はたいした価値がなく、取るに足りない人間だと思っているなら、そこを改めることから始めませんか。
私は、自分に自信がなく、無意識に「私なんて」って思い続けてました。そのことに気づいてから、少しずつだけど、自分を好きになる努力を続けています。
そのために必要なことは、まずは自分自身を知ることです。
例えば周りの人に、あなたの印象を聞いてみてください。多分、あなた自身が思ってるより、ポジティブな印象を教えてくれますよ。
最近流行ってるエムグラム診断も、私は面白いなあって思いました。(登録にはメアドが必要になります)
自分が知ってる自分、他人から見た自分、こういう診断からわかる自分。
実はちょっとずつずれてます。
最近新版が出た「ストレングスファインダー さあ才能に目覚めよう」も面白いですよ。
いろんな角度から自分を知っていくことが、自己肯定感に繋がっていくような気がします。
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