アフターコロナの世界。ファッションはどうなる?

不要不急の外出自粛になって、「おしゃれをする機会」がなくなりました。

ライブや音楽会、結婚式、ファッションショー、人が集まるすべてのイベントが中止や延期に追い込まれています。

リモートワークで会社に行かない人も増えました(特に世界の都市では)

そうすると、よほどの服好きじゃないかぎり、おしゃれに意義を見出せなくなりますよね。
会社行くだけ、あるいは、リモートで家から出ないのであれば、何着ててもいいじゃんって。

海外では、ロックダウンでスーパーと薬局以外のお店は休業中です。
日本は外出禁止ではありませんが、街にショッピングに行くこと自体避けている人もいますよね。

そうすると、もちろん服が売れなくなります。
今売れてるのはユニクロのようなカジュアル衣料(普段着)くらいで、それすら例年通りではないんじゃないでしょうか。

アパレル業界は、現在ではかつてないくらいの、「服が売れない」状況だと思います。

アパレル業界は変わるのか


これまでの、アパレル業界のモデルケースは、「大量に作って大量に棄てる」でした。
お店には常に新しいものがないと、お客様の目を惹きません。

なので、新作をどんどん作ります。
中には、「売れ筋が黒なのはわかってるけど、黒を引き立てるために茶色も作る」というような理論で、売れないだろうけど作られているものもあります。

お店の面積には限りがあるので、売れないものは値段を下げて(店内一部セールみたいな)、それでも売れなかったものは夏冬のセールで。それでも売れなかったものはアウトレットへ…と、回していって、最終的には廃棄へ。

少し前にバーバリーが、売れ残りの商品を焼却処分していることが問題視されました。少しずつ変わってきてるとはいえ、売れ残りを廃棄してる企業は多いでしょう。



今、中国をはじめ、イタリア、カンボジア…、コロナの流行で多くの工場で服や原料の繊維の生産が止まっています。
つまり、今年作られる服の量は例年に比べて少なくなるのは間違いありません。
わたしは、これはチャンスなんじゃないかと思います。
「とにかくたくさん作って並べる」という売り方から脱却するのは、今なんじゃないでしょうか。

わたしたちの行動は変わるのか


日本では年間100万トンの服が捨てられているそうです。
わたしたちは、「かわいいから」「安かったから」という理由で服を気軽に消費しています。

でも高かった服は、何年も着ていなくても、「もったいないから捨てられない」と、クローゼットの奥に吊るしていたりもします。

理想なのは、クローゼットの中には、お気に入りの着たい服しか入ってないことだと思います。
どうせなら、愛着を持って長く着る服ばかりを持ちたいですね。

家にいる時間が増えた人は、ぜひ、自分のクローゼットとも向き合うといいと思います。

好きな服、着ていない服、単に仕分けるというより、「なぜ好きなのか」「なぜ着ないのか」に注目してみましょう。

アフターコロナの世界でファッションはどうなるのか


東日本大震災を機に、会社にスニーカーや歩ける靴で行く人が増えました。
スニーカーでなくても、ローヒールの靴が増えて、「もうハイヒールは履けない!」と、思ってる人も多いでしょう。

この機会に、もしかするとオフィス内のカジュアル化は、ますます進むかもしれません。
また、リモートワークを取り入れた会社の中には、コロナが収束した後もリモートが当たり前になる会社があるかもしれません。
そうすると、オフィス対応の服(スーツやオフィスカジュアル)を買う必要がなくなります。

ただ、イベントなどおしゃれして出かける楽しみは戻ってきます。
そうすると、みんな、もっと自由に好きな服を着られるようになるんじゃないでしょうか。
コロナウィルスの終息はまだ少し先のことになると思います。
そのときあなたは、何を着たいですか?

いろんなエリアのお客様が来られています。

神戸市・西宮市・尼崎市・宝塚市・三田市・川西市・大阪市・堺市・京都市・大津市・和歌山市 など。

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