ベーシックカラーだけだと地味になる?その理由は?
ベーシックカラーとは
お洋服に使う色で、
白・黒・グレーのモノトーンや、ベージュ、茶色、紺色のことを、「ベーシックカラー」といいます。
コートやバッグ、靴をベーシックカラーで揃えている人は多いですね。
ベーシックカラーの2つのメリット
1.コーディネートのしやすさ。
ベーシックカラー同士でも、ほかのカラフルな色とも合わせやすいです。あなたのクローゼットでも一番面積を占めているかもしれません。
2.失敗しても目立たない
ベーシックカラーは、どれも主張の少ない色なので、似合う似合わないがわかりにくく、悪目立ちしないというメリットがあります。
クローゼットの中に、ベーシックカラーが多いのは普通のことです。(逆にベーシックカラーカラーがなくてもコーディネートしにくいです)
でも、もし、黒と紺色と白しかない、というように、同じ色ばかりでほかの色がなかったり、あっても着ている色がいつも同じだとしたら、おしゃれに対する苦手意識がそうさせているのかもしれませんね。
ベーシックカラーの2つのデメリット
ちなみにデメリットもあります。
1つめは、いつも同じ印象になってしまうこと。
たとえば濃淡やデザインの微妙に違う紺色のカーディガンを3枚持っていても、他人から見たらそれは、「同じ紺色のカーディガン」です。
色の印象は記憶に残るけれど、デザインや素材はよほど変わってない限り、あまり記憶に残らないからです。
そもそもクローゼットから出してみないと、それがどんなデザインなのか、持ち主のあなた自身でもわからないことはありませんか?
2つめは、全身ベーシックカラーばかりだと、地味に見えるということ。
本来のあなたはおしゃべりで楽しい人なのに、洋服のせいで、第一印象が、「おとなしい人」や、「なんとなく話しかけにくい人」に見られているとしたら、もったいないと思いませんか?
これは、若い頃より、大人になってからの方が問題になってきます。
若い頃は、モノトーンを着ても地味に見えなかったと思いませんか?
その理由は、若い頃はお肌にハリがやツヤがあったからです。さらに、若いというだけでエネルギーがありました。
そのエネルギーで、地味な色も、そこまで地味にならずに着こなせていたんです。
大人になると、お肌や身体に変化が現れて、いろんな補正が必要になってきます。
ベーシックカラーは、基本的に地味な色。これは、色みが少なく、鮮やかさの低い色ばかりということです。
地味な色は、お肌に血色を与えたり、艶やかに見せたりするという効果が低く、逆にマイナスしてしまうこともあります。
大人がベーシックカラーを着ておしゃれになるには
では、ベーシックカラーを着てはいけないのか、というと、そうではありません。
まず、顔映りという点では、顔まわりが大事なので、ボトムスや小物で好きなベーシックカラーを使うのは問題ないです。
そして、ベーシックカラーにも似合う・似合わないがあります。
一般に、黒が似合うのはブルーベースのウインターさん(ブルベ冬)です。
このタイプが黒を着ると地味になりません。
また、イエローベースのオータムさん(イエベ秋)は茶色やベージュのグラデーションでコーディネートすると、とてもおしゃれに見えます。
自分の似合うベーシックカラーを知っているといいですね。
そして、何より大事なのはメイク。
ツヤやハリが足りないのならメイクでカバーすればいいんです。
そうすると、地味な色を着ても地味になりません。
まずは、似合う口紅を一本、探してみましょう。
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