私が影響を受けたもの① 雑誌「ヴァンテーヌ」
社会人になったある日、書店で手に取ったのがヴァンテーヌという雑誌。それまで読んでいたOL雑誌とは明らかに違いました。
まず、モデルが外国人。そして、写真と色使いが綺麗。
独自のおしゃれのルールが毎回特集されるポリシーのある雑誌でした。
そんなわけで、2000年の1月号から。
まず、巻頭特集が「相思相愛の色」
配色の提案ページなんです。
たとえばこのページ。ベージュに、黄みがかったベージュ、白っぽいベージュ、赤みがかったベージュがあることが解説されてます。
そんなこと、これまで考えたことがありませんでした。
当時一番好きだった、「ミッドナイトブルー×シャンパン」のページ。
スモーキーグリーン×グレイッシュパープル。
こんな配色、他のどの雑誌にも載ってませんよ。
そして、30ページにわたるメインの特集が、「外見革命」
若い女性向けの雑誌で外見を語るのに、ゆるふわでも愛されでもない、このビジュアル!
「見えない知性を見えるおしゃれに」がテーマなんです。
これって、今も私たちが求めていることそのままじゃないですか?
ファッションだけでなく、メイクやインテリアや香水、仕事に対する姿勢など、この雑誌を通してたくさんのことを学びました。
今も雑誌は好きだけれど、当時のヴァンテーヌほど、毎月発売日が楽しみっていうのは残念ながらありません。
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