配色の効果(2)
たとえば、女性向けのチラシや商品を作る場合、ピンクをテーマカラーにすることが多いと思います。
ピンクは女性に好まれる、女性を元気にする色です。
だけど、ピンクといっても、いろんかピンクがありますよね。
ピンクならなんでもいいかと言うと、そうでもないんです。
サービスや商品のターゲットによって、色使いを決めるという方法があります。
例えば小さい子供のいる女性向け。
パステルカラーが好まれます。
同じトーンで組み合わせると、優しい配色になります。
ベビー用品にもパステルカラーはよく使われてますね。柔らかイメージがあり、安心感を与えてくれます。
もう少し上の世代の女性向け。
ローズ系のピンクです。
年齢が上がるに連れて、落ち着いたローズ系のピンクが好まれます。
ちょっとニュアンスのある色同士で組み合わせると、奥行きが感じられるエレガントな配色になります。
若い女性向け。
ビビッドカラーが好まれます。
ビビッドカラー同士を組み合わせると元気でポップなイメージの配色になります。
このように、色や配色を考えると、ターゲットに刺さるチラシが作ることができます。
今回出てきた配色は色のトーン(調子)を合わせる「同一トーン配色」になります。
こんな風に配色について、ざっくり勉強してみませんか?
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