ギャルソンヌになるためのレッスン

素敵な本を見つけました。
「パリジェンヌのあこがれ、“ギャルソンヌ”になるためのレッスン」です。

ちょっとタイトルで損してる気がしますね。「パリジェンヌ」に「レッスン」とくれば、ターゲットは若い子向けみたいな感じだけれど、実際の内容は年齢を超えたスタイルを求めている女性全体に響くものになっています。

「ギャルソンヌ」って言葉は初めて聞きました。1920年ごろに流行した、マスキュリン(男性的な)スタイルのことだそうです。
ココ・シャネルに代表されるような、革新的で自立した女性に好まれました。

本書では、現代のギャルソンヌに取材しています。
陰陽のような二面性を持ち(中性的な魅力)、仕事も生活も充実している自立した女性たち。
ファッションはマスキュリン(男性的。マニッシュとも)寄り。でも女性らしさも大切にしています。自分の中でバランスをとり、ハイヒールも、スニーカーもどちらも楽しんでいる。
個性を大切にし、洋服を始め身の回りのものすべてにおいて、こだわりを持っています。
それは、長く使える上質なものを少しだけ持つということ。
現代のファストファッションとは対極の価値観ですね。

脱カジュアルの行き先が、フェミニンやコンサバではないな、と、「自分のスタイル」を探してる方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

いろんなエリアのお客様が来られています。

神戸市・西宮市・尼崎市・宝塚市・三田市・川西市・大阪市・堺市・京都市・大津市・和歌山市 など。

0コメント

  • 1000 / 1000