子供の頃に好きだったもの
子供の頃好きだった本、覚えてますか?
私が好きだったのは、おしゃれの本でも色の本でもなく。
食べ物が美味しそうな本!
「ちびくろさんぼ」のパンケーキ
「ぐりとぐら」のカステラ
「長くつ下のピッピ」や、「やかまし村」のジンジャークッキー(しょうが入りビスケットっていう翻訳だったかも)
「大草原の小さな家」の雪で固めるメイプルシュガーのキャンディ
「つばめ号とアマゾン号」のキャンプで食べるご飯
などなど。
特に、今でも憧れてるのが、「偉大なワンドゥードゥル最後の一匹」に出てくるソーダ・ファウンテンです。
この物語は、子供たちが空想の国に行って冒険をするというファンタジー。
ソーダ・ファウンテンは注文したパフェやサンデーをその通りに作ってくれる機械です。
主人公たちはアメリカの子供なので、「チョコソースの上に、チョコレートアイスとバニラアイスを重ねてホイップクリームをたっぷり」なんて注文がスラスラ出てくるんですね。
当時の私にとってパフェは、ご馳走中のご馳走。
喫茶店になんて滅多につれてってもらえませんでしたし、ケーキもイベントごとで食べるものだったんですよ。
この機械があったら何を注文しようかな、と、真剣に考えてましたね(笑)
いつのまにか本棚から消えていて、また読み返したいなと思ってたんですけれど、再販してました!
「サウンドオブミュージック」や「メリーポピンズ」の女優さん、ジュリー・アンドリュースの作品だったとは。
そして、Amazonの感想を読んでると「挿絵が全くない」って書いてあるんです。
でもね、私の頭の中にはぼんやりとだけど、作中に出てくるオウムや、ソーダファウンテンの挿絵、なにより子供たちがワンドゥードルと出会ってる絵を見た記憶があるんですよ。
ぜんぶ自分の頭で作り出したのかな?って思うと子供の想像力にびっくり!ですね。
子供の頃、あなたは何が好きでしたか?
読書、歌うこと、サッカー、手芸、ゲーム。
好きなことをしてた時って時間を忘れて夢中になりませんでしたか?
私は本を読み始めると、周りの声が聞こえなくなってました。
子供の頃から好きだったことを、ずっと続けてる人もいれば、すっかり忘れてしまってる人もいると思います。
でも、子供の頃に好きだったものって、確実に「あなたらしさ」を作ってると思うんですね。
どんなことがどんな風に好きだったのか。
たまには思い出してみると、新しい発見があるかもしれませんよ。
例えば私は児童書を読んで「外国の暮らし」に憧れました。
特にイギリスの子供の本は、お茶の時間の描写がすごく魅力的で、イギリス好き紅茶好きはそこから来ています。
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